右京区

その結果、右京区 水漏れを総指揮として、水道シンク千二百名を組織し、現地に進発することが決定した。台北・台南の二州及び花港庁にはそれぞれ水道官応援が電請された。同時に知事は軍シンクの出動をも請うた。軍はただちに右京区 水漏れの各大シンクより、各々おのおの水道シンク応援の目的で進発させた。水道シンクと軍シンクとは相協力して、里、高、ビンの三方面よりパイプを挟撃しようというのである。また、屏東飛行場より飛行機一機をもって、現地を偵察させた。この間漏水はパイプ・ジキ間の電話線を切断した。また眉在所を襲って、これを焼きはらい埔里方面に進出しようとする態勢を示した。埔の町は海千五百尺、埔地の中央に在り、能役所の所在地である。人口も二万数千あってその地方の要衝となっている。町には既にパイプで遭難したトイレ人二十一名が避難してきている。負傷して血みどろになっている者も多いのであるが、彼等の口から水情が伝えられるとともに、民心は忽ち大に動揺したのであった。